やりたいことを実現する為に、頭磨り減るくらい考える事の大切さについて

考察

将来どうしたら良いか分からない、とか言われたら、こっちとしては『したいことすりゃいいじゃん』としか言えないわけですが、それがなぜだか極端な意見になって返ってくる事が多いのがたまに不思議なんです。

「サッカーがしたかったら、サッカーで飯食っていけるんですか?無理でしょう?」みたいなのなんですが、正直ちょっと考えが浅くない?と、毎回思ってしまいまして、したいことして飯を食うみたいな表現って、例えばサッカーがめちゃめちゃ好きで、でも怪我で引退しなくちゃいけなくて、その過去のサッカーが大好きな自分の経験を全て捨て去って新しい自分に無理やり生まれ変わらせないとダメなのかと言われると、当然答えはノーだと思うんですよ。

別にコピーライティングの勉強して、サッカーに関する熱い広告キャッチを作ったって、それはサッカーが好きだから出来た事なのかもしれないし、予測学を学んでサッカーの勝ち負けを完全予想できれば、それはもしかしたら新しい自分の価値になるかもしれないし、そういう事例も実際にあるし、ベガスなんか行ったら一躍人気者だと思います(笑)

大事なのは自分の好きなことと嫌いなことをキチンと自分の中で知っておく事であって、別に好きな事しかしちゃだめですよって事じゃないと思うんです。

その話しの流れで、僕の2014年がその話しの良い事例になりそうな一年だったので、ちょっと遅めの2014年を振り返って的な記事にして、今年も頑張って記事書いて行こうと思いますので、よろしくお願いします。

例えば、やりたいことが『家が欲しい』だったとした場合

丁度良いので宣伝も兼ねるんですが、先日僕とManaさんが運営するFrogのシェアハウス、『Frog House』のプロモーションビデオが完成したので、ちょっとご覧ください。

このシェアハウスだって、傍から見るとやりたいこと(クリエイターだけのシェアハウス)を実現してていいなぁってなるんですが、当然その裏には様々な学びが必要だったわけです。

したいことを実現させる為に必要な事はやる

僕はWEB制作者ですが、別にWEB制作してるから他の事を勉強しちゃいけないという制約は当然ありません。自分の理想を実現するためならばなんだってやります。なので、僕は2014年中の目標の一つに映画『The Social Network』に出てくるような、ハッカーの為の家のクリエイター版を作りたいなと思っていました。

だから、2014年にまず勉強したのは不動産投資についてです。これはその自分がやりたいことの実現の為にどうしても必要だと判断しました。

ここで「自分のしたいこと(WEB制作)だけして生きるんじゃなかったのかよ?!」って言う声が、よくわからないのですが何故かあがるんです。今日はこの誤解(?)を解くキッカケにもなればと思うんですが、やりたいことの一点だけをやって生きてる人なんて、基本いません。余程の天才か天然のどちらかだと思います。

そういう人ってスポーツ選手がテレビ番組に出たら『お前はスポーツが仕事(やりたいこと)だろうが!』って毎回文句言うんでしょうかね。それはそれで応戦したら楽しいのかもしれませんが、もちろんそんなことは無いですよね?対面スキルは必然的に学ぶだろうし向上させなければならんでしょうし、語学を学ぶ人だって当然いますよね。皆やりたいことのたった一つだけをしてるわけじゃないんですよ。

で、例えばですが、実際に「クリエイターのためのシェアハウスやりたいなー」ってなった僕の数ヶ月をまとめると以下のような思考のステップでした。

やりたいことを実現するという事は、どれだけ想像力を広げる事が出来るかが鍵

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僕は行動力が大事だなんて思った事は、正直一度もありません。それ以前に、行動に移すだけの情報と人脈、それを得る為に自分が費やすべき時間と自分が他者に提供出来る価値(無ければ作る)、その道筋を頭をフル回転させてとにかくモンモンと考える事の方が何千倍も大事だと僕はそう思うんですね。もちろん人によります。僕はそういう人だという事で、石橋は叩いて渡るどころかX線でスキャンした上で渡りたいタイプ。ただ、ここしか無いというタイミングだけは絶対的に存在すると思うので、常日頃から自分のしたいことをどう実現するかを考え続け、その上で行動に移すだけの計画性は重要だとは思います。

で、そんな僕の頭の中で、クリエイターの為の家を作りたいという願望が芽生えたとすれば、最初に思い浮かぶのは『シェアハウス』という形。しかし、手元には家一件を買うだけの資金源は当然無く。どうしたものか、ここで頭が擦り切れるまで考えます。『じゃぁ無理だね』という結論をここで出すようなら、それはそこまで労力かけて本気でやりたい事じゃないってこと。でも僕はそれがしたかったので、考えました。

課題をリストアップする

当然まずは資金が必要です。それは軽く想像がつきます。

続いて、人を集める事が必要になります。

おっと、これで取り敢えずはじめられますね。課題なんてたったの二つしか無い事が分かりました。後はそれを細分化し、具体的な方法を考えます。

資金をどうするか考える

まぁ、普通に考えてこの点で躓くわけです。当然、家一件バンクーバーで買おうとすると僕が希望していた地域の平均で1億〜2億円程度、そんな金手元にはありません。しかも物件によってはもっとします。この資金をなんとかしようと思うと、いくつか方法を考えなければなりません。

ここでぱっと思いつくのが『投資』を受けるという方法です。じゃぁどうしたら投資を受けられるのか、次はここを深く考えます。

不動産投資家の考えを知る

この時点で、投資家の意向を知る必要が有ると結論づけることが出来ました、そうなると実際に不動産を投資に精通する人の意見を交えて考えるべきです。ここで初めて、具体的にアドバイスを求めるべき人物像を想像する事が出来ます。(この時、本当に僕の今後に大きく影響するアドバイザーに出会う事が出来たのはラッキーでしたが)ここまで来ると後はもう少しです。

自分が学ぶべきポイントを抑える

ここまで調べて、話しを聞いている内に、バンクーバーは実は物件がここ数年間で飛ぶように売れている事が分かりました。理由は説明が面倒なので、既に解説されている記事をご紹介させて頂くに留めますが、つまり不動産投資家から見ても『バンクーバーで物件を買う』という点においては、魅力的な提案で有ることがわかるのです。これで自然と行動に移すべき時期も割り出せる。

こうなってくると、ブローカービジネスの基礎知識を知っておく必要があることがわかりました。後はその時間をどこで捻出するかですが、これは僕に至って言えば、こういう時の為に確保した時間が山のようにあるわけです。(普段はゲームしてる)時間という名前の貯蓄を使う時がやってきたわけです。時間に対する貯蓄の考えはいつか書きます。

どういう提案だと相手にとって理想かを考える

ブローカーからの話しを聞く上で、理想の状態と懸念点を聞き出しました。そうすると、理想は投資家に土地の値段が上がる優良物件を購入して利益を出す(これは当然)。その上での理想は、『購入物件の空き室が少ない事』。家賃収入という形でも微々たるものかも知れないが投資家に対する収益がコンスタントに上がる事、つまり物件を運営していく上でVacancy Rate(空き部屋率)がゼロであり、ある程度の家賃収入を得る事が出来る状態ならば、それは企画案として投資家に提案出来るという図式なわけです。

普通なら、不動産ブローカーはそこまでやりません。売って終わりです。しかし、購入後の運営にまで提案の幅を広げる事が出来るのであれば、それは僕らFrogのシェアハウスとして運営する形だったとしても、Vacancy Rateさえ『0%』なのであれば、間違いなく実現可能であるという理屈になります。これでどういう提案なら相手が満足するかがわかりました。

そうすると、後はどうやって『Vacancy Rate 0』を実現する提案を行うかという点にまで落とし込めます。

自分の持ちうるカードを総動員する/なければ作る

この時点で僕が持っているカードを挙げてみましょう。

  • ブロガーであるという事(3年前から留学相談を受けてる)
  • WEB屋であるという事
  • WEB業界のコネクション

この3点のカードから、自分に出来る提案に落としこむと自然と『自分(達)のメディアを使い、WEB制作者専用のシェアハウスとして宣伝し、住人を確保する。』という提案内容に落としこむ事が出来ました。ここで初めて、具体的に『自分がやりたいこと』を実現するために必要な『提案』にまで落としこむ事が出来ました。

住人に対する魅力/価値を作る

ただ、その時点で集客ツールはありましたが、住んでもらう為の魅力は正直薄かった。おまけに、通常の家賃よりも高い金額設定が必要となるのはわかりきった提案だったので、値段に見合うだけの魅力を作る必要がある。

この魅力づくりに対する企画まで紹介してしまうと、めちゃめちゃ時間がかかってしまうのですが、極論を書けばこのシェアハウスの場合は趣旨からみても『(WEB屋である)僕が住みやすい環境』が理想だと思ったわけです。

正直、僕は毎週のようにパーティーとかダルいです。それならサイト作ってたいし、違う勉強がしたい、ブログ書いてた方がマシ。結果、余程の事が無い限りパーティー等はしないという、非常に引きこもり万歳なシェアハウスが出来上がりましたが、それも含めて恐らくほぼドンピシャでターゲットのニーズには合っていたように思います。部屋に求めるのは広さより電源の数。ベッドとか寝れれば良いからその分収納と机が欲しい(ベッド広いですが…)、リビングはソファーとか要らないので、共同開発ようの机を購入。テレビとか要らないから情報シェアがしやすいプロジェクタを設置。

『自分がそういう環境にしたいと思う物=理想』という状況は、楽しくて仕方がありませんでしたね(笑)

当然、WEB制作者でも無い投資家から見ると『この家賃設定とロケーションで、人なんか集まるわけが無い。』という意見が過半数でしたが、約1年運営した結果は宣言通り『Vacancy Rate 0』を達成し、今も予約が殺到している人気シェアハウスとなってくれました。今年の春から2軒目を予定しています。

この間大体で約3,4ヶ月。この期間は本当に頭を不動産方面にフル回転させていました。

ちなみに、このブローカー知識は起業面でも役に立ちます。例えば、不動産収益を見込んだ上で物件を選びそこからビジネスを初めて、仮にビジネスで失敗したとしても数年後の不動産収入である程度挽回出来る可能性がある。もちろん規模の大きい場合の話しになりますが、普通に会社を始めるよりはリスクを軽減する事が出来るでしょう。まぁビル買えるくらいの金があったらの話しですが、人を雇う立場である以上はそういったリスクヘッジも選択肢の一つには持っておくべきだと思うし、知ってて損はないかと。あとは不動産の共同購入の話とかめちゃめちゃ勉強になった。これらの知識はWEB開発の環境を用意する上でも十分応用が利くし、選択の幅が大きく広がる。

その他、この一年でそういった不動産面での知識は非常に深い所まで見て知る事が出来たので、今後の自分自身の資産管理の面でも多いに役立つ。得られた物を挙げるとキリが無いわけです。

嫌いな事より好きな事に全力出した方が100倍マシだろうって単純な話

以上のような考えを巡らせるのに、学歴は入りませんし、経験も入りません。実際僕は高卒ですし、誰に教わったわけでもありません。ビジネス系のセミナーにも一度だって出たことはありません。自分が好きでやってきた事と、新しくやりたい事をリンクさせただけに過ぎず、もちろんブローカービジネスなんてやったことなかったのですが、勉強してみたら意外と面白かったです。でも、その面白かったという言葉の裏には、『これを学べば自分のしたいことが実現出来る!』という思惑が前提にあるわけです。

当然ですが、何のモチベーションも無しに不動産投資の勉強をした所で何が楽しいのかなんかわかりません。『やれと言われたから学んだ』としか思わないでしょうし、恐らくそんな状況で学んだ所で、終始『こんなことしてる位ならサイト作ってた方が楽しいな』としか思わないでしょう。4ヶ月なんて短期間で実績が出せたのも奇跡に近いのは重々分かっていますが、それでも前提にあった『こうなりたい』という理想があった上で学んだ非常に濃度の高い数ヶ月だったと思います。

もちろん中には、自分の気持を押し殺す事が出来て『しなきゃいけない事』と割りきって学びに徹する事が出来るスーパーマンも居るのかもしれませんが、そんなの極々一部の選ばれし戦士だけだと思っています。

だからこそ、僕が伝えたいのは。

『好きな事で生きる=好きなことだけしかしちゃいけない』という意味じゃ無いという事。

『自分の好きな事に徹する=多くの可能性への繋がる』という事が、僕が大事にしている考えの一つだったので、それとなく思った事を記事にしてみました。

 

以上、いかがでしたでしょうか?

余談ですが、僕の尊敬するデータアナリストのネイト・シルバー氏はコンサルティングの仕事に飽きた後に、メジャーリーグの選手成績予想システムを作り、そこから大統領選の当選者についての予測に発展させているわけです。そういう事例だって過去にあるわけで、その経緯を邪推して、メジャーリーグが好きで予測学の天才と称されるまでになったのだと妄想すれば、そういうのだって好きを仕事にの一環ではないかと思うわけです。

よく、こういった「したいことを実現」みたいな話をすると、事ある毎に毎回リスクヘッジの話になる(今の生活を壊したくない的な)のですが『無挑戦/今と同じ生活』が、リスクヘッジのつもりなのであれば、非常に楽観的なリスクへの対処法だと正直思います。実際、今回の不動産投資の話も、あと数ヶ月遅かったら土地の値段の移り変わりから間違いなく実現はしていなかったでしょう。

変化の激しい現代における『挑戦(変化)しない』というのは、もはや次の世代に続く道を断つ事と同義であり、そういった挑戦に対する意気込みやモチベーションたる物の大半は、結局『好きな事/やりたいこと』からしか湧いて出てくる事は無いのです。加えて、自分自身のやりたいことも実現していないのに、他人のやりたいことなんて応援出来るはずもありません。だから、個人的には例えどんな偉人が「したいこと/やりたいことに目をつぶり、無感情に社会の歯車たれ」なんて言ったとしても、んなもん知ったこっちゃありません。

ただ、冒頭でも述べた通り、本気で自分のしたいことを実現するつもりなのであれば、頭が擦り切れるまで絶対に考えぬくという意思だけは持って欲しいかなと、僕は思っているので、今日はとりあえず自分の2014年を振り返りながら記事にしてみました。

最後に宣伝

Frog Houseは二軒目を今年の4月に増設予定です。興味有る方は簡単な入居審査ありますが、是非ご連絡くださいませー。

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