ここ最近に限った事ではありませんが、やはり良く聞かれるのは『海外のデザイナー達はどんなデザインツールを使っているか』というお話、ツールはツールでしか無いので、もちろん自分の技術に対する根本のスキルを磨き、知見や情報を集める努力は必要だと思いますが、それでも便利なツールがあるなら知っておくに越した事は無い。
なんだかんだでPhotoshopかSketchかみたいな議論は飲み会で話題になったりするし、どっちが人気なのか、気になってる人は少ないわけじゃないとは思うんですよね。
今回ご紹介する『2015 Subtraction.com Design Tools Survey』では、196カ国、4000人を超える対象者からアンケートを取り、ブレインストーミングからワイヤーフレーム、インターフェースデザインにプロトタイピングなどなど、あらゆる面から使っているツールのアンケートを取ってくれているので、是非参考にしてみましょう!
調査項目
調査項目は以上の6つ、左上からブレインストーミング、ワイヤーフレーム、インターフェースデザイン、プロトタイピング、プロジェクトマネジメント、バージョン/ファイル管理の6項目ですね。
ブレインストーミング
ブレストのツールって言ったら、僕は字を書くのが苦手なので普通のテキストエディタを使うのかなと思っていたら、世の中の大半の人は紙とペンでやってるんですよね、そりゃそうか。
インターフェースデザイン
皆気になるのがインターフェースデザインの方かなと思うんですが、やっぱりSketch優勢ですね。最近どこもかしこもSketchユーザーだったので、多分そうかなとは思ってたんですが、意外と僅差でしたね。
それより意外だったのが、国外のスタートアップとかだと、結構デザインすっとばして、とりあえずHTMLのフレームワークで見た目もそれなりに作る所は多いんですが、全体の15%程度がその流れなのかなってのが、気になりました。
プロトタイプ
プロトタイプをHTMLで作るのは普通としても、INVISIONが後ろから来てますねー。去年あたりから日本でも取り上げられだした気がしますが、意外と導入してるところは多いのかも。
以上、いかがでしたでしょうか?ちなみに今ご紹介しているのはほんの一部で、他にもバージョン/ファイル管理ツールはどの国が一番使っているかという調査結果ではカナダがトップに上がってたり、使ってる会社はスタートアップが多いのかスタジオが多いのか、メディアが多いのかなど、色々な面から調査結果を出してくれています!
この調査、どうやら2016年度も行ってくれるそうなので、是非調査に協力しましょう!トップページの下から来年の調査にサインアップ出来ます!