寝ぐせで髪の毛が倍のボリュームになり、ちょっと前のヤンキーリーゼントっぽい頭で、現在京都のとあるホテルでこの記事を書いてるバンクーバーのうぇぶ屋のセナです。こんちくわ。
先日の京都セミナーを経て12月は丸々日本に滞在することにしたんですが、こうして日本でパソコンカタカタやってると、日本で頑張っていた日々の事を思い出したり、色々思い返すことが多いんです。
あの頃はまさかこうして北米と日本を行き来して、毎回10時間近いフライトに苦痛を覚える日々がやってくるなんて夢にも思っていなかったので、あー、思えば色々あったなぁって思うわけです。
今年はそんな僕の経緯や経験も記事にするようにしてきて、賛否両論色々コメントを貰ってきたわけです。そのたびに、あぁこういう風に思われるのかーとか、あぁ、こういうこと書いて欲しいのかなぁとか、ほんと色々学びがあったんですね。
というわけで、今日はたかが2年ちょいくらいしか存在していない当ブログですが、今年書いた『日本から海外に渡った僕はこんなことを考えてる』的な考察記事をちょっとまとめてご紹介!
セミナーとかでもこの記事見てから会場来てねって言えるし、一石二鳥かと思うので僕の2013年考察まとめ記事を書いてみようと思います!
高卒でバカなのに最高に楽しい僕の生き方と守りぬいてきたこと
まず振り返るとしたら2013年初っパナから初炎上を経験したこちらの記事ですかね。とある大物ブロガーから『炎上おめでと(笑)』とメールがあった時ははっ倒したろうかと思ったのがすごく良い思い出です(笑)
今となっては学歴コンプレックスを思い返すことは殆どありませんが、ここに書かせてもらったことは今でもずっと守りぬいていること。そしてこの記事自体は、高卒だから、とか、バカだから、とか言っていた昔の自分自身に向けての記事だったように今となっては思いますねー。
しかし、面白かったのがこの記事へのコメントが3通りに完全に別れたこと。一つは普通にこういう生き方もあるんだという事に対する賞賛のコメント、一つが学歴に対してのネガティブなコメント、もう一つがそれでも僕には○○があったから大丈夫だったんだという、僕が特別であることを探そうとするコメント。どうひっくり返しても、僕はただの熊本出身の高卒であることに代わりは無いし、別に(永住権取るまでの間に)海外でWEB制作学んだ分けでも無いから、特別っぽいところは一個も無いと思うんですが。
とりあえず、生き方なんて腐るほどあるんすよ。どんなに自分にバックグラウンドがなかろうが、恵まれていなかろうが、窮地に立っていようが、考え続けて目の前の事しっかり未来に向けて矛先合わせ続ければ、何かしら可能性なんか見えてくると思うわけですよー。
僕らの生き残りをかけたWEB屋大戦争/そして寿司を握れという話
これも懐かしい記事ですね。別に炎上はしなかったように思いますが、これは僕自身が国外から日本を見て、ちょっと危機感を抱いていることを書いてみました。
日本は他国に比べてWEBデザイナーの年収が低いという事が話題になりました。僕はこの理由の一つはやはりここにもあると思っています。
『WEBサイトが作れる人』がWEBデザイナーになっていて、『WEBサイトを使って成果を出す人』がWEBデザイナーになっていないという点です。僕は日本ではディレクター畑の出身(といっても6年くらい前の話ですが…)なのですが、日本ってWEBサイトを作る上で分業型の所が多いですよね。なので、WEBデザイナーが成果を考える必要性をあまり感じ無い場合が多い。ディレクターが指示する目的や趣旨に対して正確なスキルやデザインを提供する職業といった印象が僕の中では強い、つまり、顧客の成功を考えるのはプロデューサーやディレクターで、その指示を受け、スキルを提供するのがデザイナー。みたいな?とりあえず日本と他の英語圏で言われる『WEBデザイナー』の意味が大分違うなぁって僕は思うわけです。
ですが、『WEBサイトが作れる』というスキル自体は正直低賃金になって然るべき物。僕は日本でWEBデザイナーと名乗ったことは無いので、この辺正直ですが、極端な話、ダサいサイトで利益を産んでくれるデザイナーと、カッコイイサイトで利益が皆無のデザイナーであれば僕は前者を選びます。だってお金は欲しいもん(笑)
もちろん、目的意識がしっかりした上で、デザイン性も優れターゲットの事を考えた導線設計もコンテンツ企画やライティングまで考え、提供してくれるデザイナーも中にはいますが、やっぱり稀かなと。
まぁ、年収の事は僕がとやかく言う必要は無いと思いますが、僕が危機感抱いているのはむしろこの『WEBデザイナーはスキルを提供する職業』という意識の方。これから10年先もWEBデザイナーが存続しているかといえば、この『スキル重視』の現状だと、正直危ういんじゃないかと思うのが僕の意見ですね。その理由を記事にしてみました。あ、でもこの記事書いた後で、ちょっと考え変わった部分もあるから、今度また記事にしてみよーっと。
居酒屋のバイトが探さなかったとある可能性の話
これは比較的最近の記事ですね。といってももう3ヶ月経つのか。早いなぁ。
僕の所に良く来るクレームの一つに、『皆がお前のようになれると思うな』って感じの物が多いんですが、そりゃ僕がイチローになれるかって言ったらなれる訳ないんだから、自分が他人に成ることは出来ないだろwって思う傍ら、なんかめっちゃ早いタイミングで自分の可能性を消し去っている人って多い気がするんですよね。
っていうか、可能性を探そうとしていない。「え?探してみなよ、色々あるよー。」って言いたくて仕方がない訳です。別に中卒で凄い稼いでる人だっているし、高卒で色んな国行ってる人もいるし、大学中退で海外で起業しちゃって成功した人もいるし、まぁ色々ある分けですよ。
でもアレかもしれませんね。検索すれば何でも出てくるから、例えば自分の可能性もGoogle検索で出てこなければ諦めるみたいな人はもしかしたら多いのかもしれませんが、Googleに検索して出てくるようになった時点でその可能性は色々な人の目に触れているだろうから競争率高くなっている可能性の方が高い。
だから自分の足で口で目で確かめて可能性探した人の後手を行くって人は多いような気がします。
というわけで、ここでは居酒屋で調理のバイトを2年やるだけで、国外進出の可能性が見えてくる場合の話を書かせてもらいました。
今いる自分の立ち位置から見える可能性って、探せばアホみたいに沢山あると僕は思うわけですよー。
以上、とりあえず僕が書いてきた考察記事の中で、読んで欲しいと思えた物を幾つか書いてみました〜!
その他色々書いて来たつもりですが、気になる方はこちらからどうぞ!
ではでは。皆様よいお年を〜!