『学び続ける』という事は『つらい』事なのか?僕が自由を手に入れるまでに見てきた学びのステージングの話

考察

さて、超久しぶりの記事更新となります。もうぶっちゃけて良いと思うんですが、ブログを書くよりFrogや他の事の方が楽しくなったので、あんまり最近記事を書く事自体に対するモチベーションが上がっていません。頭では大事とわかってるんですが、Frogで十分アウトプットしてるし、もうよくね?って感じがひしひしと更新頻度に表れてるようで申し訳ないです。

ってことをポツっと呟いたら、会社のメンバーにめっちゃ怒られたので頑張って書きますです。だけど、確かに記事の更新は滞りましたし、記事書くより楽しいのは確かなので言い訳に聞こえても仕方ないのですが、書きたい事は一杯あるんですよ。ただ、なんかもう何書いてもFrogの宣伝みたいになりそうで、僕の趣旨に若干反する事もあるし、まぁ一応会社の事もあるし、あんま声を大にしてなんか言って炎上でもしようもんならと、それなりにビビってたんですが、それについても普通に怒られたので、やっぱり半泣きになりながら書きますナウです。

というわけで、今日は最近相談者の方から『IT系の人って、いつも勉強のイメージで辛そう…』と言う人がいるんですが、学び続ける事がつらいっていう完全に間違った感覚を正したいなと、学び続けたり何かに挑戦し続けるという事に、少なくとも僕は大変とか、つらいとかっていう感覚は『最初』以外感じないなと思ったので、そこんとこもっと詳しく文章にしておこうと思った次第です。

学びに対する認識の違い

いきなりですが、現在Frogという会社に留学相談をして留学する人たちは年間90名程、で、その中で自力で海外就職出来る人達が60名弱。「海外就職」という仮に東大出てようが難しい現状を考えればこの数字は個人的には奇跡に等しいと思うわけですが、年間90名の実際に留学する人達以外にも、単純に僕が留学相談に応じさせてもらう数だけで見れば年間で300名近くに及ぶんですね。大体相談に来て、3割の人たちが本気になって留学するという計算です。日本での相談や、現地での相談を含めればもっとで、Frogスタッフの中で当然僕が一番多くの相談を受け持つわけで、現時点で軽く1000人を超える人たちの人生の分岐点(留学)に立ち会ってきました。

で、その1000人の相談者は皆、留学して、海外でも生きられる拠点を設けよう、人生に多大なオプション(選択肢)を設けようと気合いを入れてこられるわけで、まさに人生の分岐点に立たせてもらってるというか、僕がそういう大事な瞬間に立ち会える事には誇りすら覚えるわけですけれども、僕自身が出来ることなんてたかが知れてて、これまで留学して現地就職した人達の経緯をデータ化して、そこに統計を出し、留学プランとして落とし込み、スキルの方針を立てる、まぁまとめれば大体こんな感じの事を毎回やってるわけですが、僕と同じような業界の人が殆どという事もあり、ほぼストレスフリーでやらせてもらっている間は僕もこれを続けたいなと思っている次第なわけであります。

ただ、そんな人生の分岐点に立ち、これから多くを学びながら事例の少ない挑戦をされる皆さんでも、やはり学びの姿勢についてはだいぶ差があると感じる事は多く、それこそ海外就職出来た人たちの事例なんかを紹介しながら、そのポイントをつかんでもらえればと試行錯誤はしてるんですが、なかなか『学ぶって、こういう事だよ』みたいなことを伝えても理解してもらえない。むしろ学ぶことが苦しい事と思われている節もあり、学びに対する誤解って相当大きいよねって思うわけです。

僕のイメージが適切かは分かりませんが、ガチで学びに従順な人というのは「楽」な人が多いと思うわけですね。僕は自分が楽をしてる事に誇りを持っているので、月~木までは一日2時間以上は仕事せず、金曜日だけ一日中仕事して、土日は基本ゲームして過ごしていますが、これは僕にとってみれば学び続けていたが故に当たり前の話なのです。

「学びと挑戦」なんてかっこいい言い方をするのはあれですが、要は遊んでいるだけです。あ、これ面白そうって思って試して、使えそうだと判断したら本気で挑戦して(勉強して)の繰り返しなので、別に仕事してるつもりなんてありません。

こんな僕を見て、セナさんはいつも忙しそうですよねって声を掛けられることも多いですが、遊びに夢中になって飲み会どころじゃないだけです。仕事なんてやってられっかって思う人も多いみたいですが、僕にとって仕事=楽しいものが基本だし、僕はストレス耐性ゼロ以下の人間なので、自分の理屈に合わない事は一切したくない、自分の理屈に合っていれば基本ストレスを感じる事はない、時間に縛られることも無い、ただ、それはそういう状況を作るよう、適切な学びとそのスタンスを辛い抜いてきたからに他ならないと思うし、相談者の中で「仕事のストレスでやばい」とか、「今すぐ辞めたい」とか、「人生上手くいかない」って嘆く人にはそうなって欲しいとも思う気がするので、今日は学びという物の適切なスタンスと考え方を、可能な限り自分の頭の中を整理しながら書き出そうと思います。

結局のところ、学ぶ人間は強く自由であり、学びを辞める人間は奪われる側に回るしかない

僕は一応会社やってますが、基本的なスタンスとして会社をめちゃめちゃ大きくしたいとは思ってないし、それ以上に自分の自由な時間を尊重しています。その自分達の自由な時間を使って新しい学びを得て、その学びを使い新しい挑戦をし、それをさらに周りに伝えていく。結局このサイクルが最も自分の自由に直結すると、齢30年を通して学びました。

よく「自分の自由な時間が持てない」って人の中には、自分の世界に閉じこもり、自分の仕事にだけ集中し、自分の利益だけの為に行動している人がいますが、世界トップレベルのフリーダム人間を自負する僕から見れば言ってる事とやってる事があべこべだなと思わざるえを得ません。この理屈を説明するのは僕のボキャブラリで限界がありますが、これもこの記事で頑張って説明していくつもりです。。。たぶん。

まぁでもそんな難しい事を書かなくても、学ぶ奴は強いし、学ばない奴は弱い、学ぶ奴は自由になり、学ばない奴は摂取され続ける。これは小学生でもわかる理屈なんじゃないかと思うわけです。もちろん学ばない人を助ける仕組みは必要だと思いますが、これは僕のスタンスとは異なるので、だれか別の人にお願いします。

学びのイメージを正確につかんで欲しい

さて、僕より自頭の良い人はたくさんいると思うので、意味合い的な部分は置いておいて、ここではそうやって何千人という人達の人生の分岐点において、海外挑戦というゼロから学んでいかなければならない人達をずっと見て相談に応じてきて、なんだか「学ぶ」という事に対して「疲れる」というイメージを持っている人と、そうじゃない人の差が激しいなと、そう感じるようになりました。Frogも就職率100%では無いので、当然100%に持っていけるよう努力していますが、結果を出すためには学びのスタンスもある程度説く必要がある。

まず、学んだことが多ければ多いほど、他人に提供できる物が増えるわけなので、金銭的にも時間的にも豊かになるのは理屈が通っていますね。これは当然皆さん周知の事実だと思います。もちろん学んだ事を適切に評価される環境も大事ですが、それは適切に評価される場所に行けばよいだけの話なので、その場所に行くために必要な事をまた学ぶだけです。なので、極端な事を言えば時間がどれだけかかるかは個人差があれど、学んだ事が多い人の人生はほぼ100%成功するわけです。ましてや現代にはネットもあり、学んだ事を公開する場所なんてはいて腐るほどあるわけで、尚更絶対の成功が約束されているわけです。

これは多くの方が既にお話していると思いますが、現代人が感じているのは『学ぶことが大事なのはわかってるけど、疲れるじゃん。自分には無理だわー』っていう、根本の部分だと思うんです。これは日本の学歴社会も多大に影響していると思いますが、僕は学校の勉強はしたことが無い人なので、他の方にお任せします。

とにかく「学ぶことは重要。でも疲れる」という大きすぎる誤解が、成功者とそうじゃない人の堺には大いに存在すると僕は思うんです。

一生学ぶという事は、一生疲れるという事なのか?

問題は「学ぶこと=疲れる」というマイナスイメージ。このイメージがあるからいけない。例えばエリート経歴の40代が急に会社リストラになって露頭に迷うみたいな話を聞いても、問題はリストラされたことでも、40代である事でもなく、その時代に必要とされる物事を一切学んでいない事に起因しているに他なりません。当たり前ですが、どんな会社でも利益(金、時間)を出したいわけなので、利益を出すために必要なスキルや能力をキチンと学習の手を緩める事無く身に着けていれば、リストラされようが屁の河童なわけです。これを「社会が悪い」だの「会社が悪い」だの「運が悪い」だの言ってる人を見ると「大丈夫かこの自称エリート?(笑)」と思わざるを得ないわけですが、そんな簡単な事すら忘れさせてしまうのは、学ぶことをやめた方が楽になれるというそもそもイメージがあったのではないかと思うんですね。

得にIT業界なんかは『一生学習』と言われるほどに仕事上での学びが絶対である職種です。学校や職場で学んだ技術が来年使えなくなるかもしれない、そんなことがざらにあるという事を伝えて、「えー、じゃぁずっと勉強じゃないっすかー。きついなー。やっぱIT系止めます」みたいな人は普通にいるんですね。IT系はビザも出やすいし、他国で必要とされやすいので、他業種から移る事を検討する人が多いので尚更です。

こういう人の頭の中にある一生学習(生涯学習っていうのかな?)、それを僕なりに解釈するとすれば、以下のような感じだと思うわけです。

  • 学びステップ1:大変さ100
  • 学びステップ2:大変さ100
  • 学びステップ3:大変さ100
  • (これが延々と続く・・・・・一生大変!)

図解しようと思ったのですが、めんどくさすぎたので、とりあえず数値とします。数字はその人にかかるストレス値です。100に近いほど死ぬほど大変です。徹夜なんて当たり前です。ブラック企業が可愛いもんです。100の状態は確かに『大変』です。

で、僕ら学ぶことや挑戦する事が好きな人の頭の中の学びに対する大変さはこう、

  • 学びステップ1:大変さ100
  • 学びステップ2:大変さ50
  • 学びステップ3:大変さ30
  • 学びステップ4:大変さ15
  • 学びステップ5:大変さ10
  • これが延々と続く

何を書いてあるかわかってもらえる人はあんまりいないと思うので、ちゃんと言葉で説明すれば、まず何か新しい事を学ぶぞっ!って時が「学びのステップ1」で、学び方を知ります。応用を理解するのが「学びのステップ2」、で、ぶっちゃけ仕事で活かせるレベルが「学びのステップ3」とそれ以降。前提は生涯学習し続ける事だから、それこそじいさんばあさんになっても学び続ける意識が必要(実現できるかどうかはさておき)。ただ、その意識にどれだけ苦労やストレス(大変さ)が加算されているのかがポイントになる。

学びのステップ1…大変さ、100%、レベルマックス!

仮にプログラマーになりたいと思ったとしても、どこで学べばよいのか、だれに学べばよいのか、どのくらい時間がかかるのか、自分に合っているのか、まぁそういう類の物を全てゼロから調べるわけだから、大変なわけです。それこそ寝る時間なんてあって無いような物。ブラック企業が可愛いレベルです。とにかく何でもはじめに学びだす時っていうのは大体数か月~1年間くらいは超大変。これは学びのステップ1なわけだから、仕方ないわけです。その学びを完遂させた時に待っている未来でも想像して可能な限りニヤニヤしながら頑張りましょう。

学びのステップ2…大変さ、50%

初めのうちの超大変で泣きそうな時期も終わると、その学習には誰に聞けばよいか、どの環境に居ればよいか、習得にどの程度時間が必要かが見えてくるので、ステップ1の暗中模索な大変さが無くなっている。だから自分が好きな分野にもっとフォーカスを置いて学ぶ方針を立ててもよくなる。そうすると、自分が感じていたステップ1での大変さがだいぶ軽減されている事に気づく。数字は僕の体感値でしかないわけですが、ここまでくるとステップ1はクリアしてるわけだから、継続するだけですね。これにも半年から1年くらいはかかるんじゃないかと思います。

学びのステップ3…大変さ、30%

ここまでくるともう仕事になってるレベルなので、学習を辞めてもぶっちゃけ(数年は)食っていける。一旦最初の学習の大変さが楽になるのもこの時期で、ここで学習を辞めてしまう人もいる。

学びのステップ4…大変さ、15%

もうご飯食べながらでも学べるようになってる、一日何時間も勉強に費やす事は無くなり、成功体験も増えてきているので、そろそろ違う分野で勉強したくなったりもする、ここまでたどり着く人はそんなに多くないので、アウトプットすれば皆が感謝してくれる。需要も見えているので、自分が学んだことは皆が必要としている実感からも満足感を得られる。自分が学んできたことは誰でも出来る事ではないんだという自信と共に、人材的な価値も上がって周りからも必要とされ、適切なアウトプットをしていればぶっちゃけ会社に頼らなくても生きていけるレベルになる。

学びのステップ5…大変さ、10%

もはやその分野における学習なんて朝起きて歯を磨くレベルの習慣。勉強してる気なんてあまりなく、普通に一日暇になる。この境地に至るまでおよそ3年。仕事にも困らない、需要も見えている、他人に感謝もされる。ただ、学習が癖になっている以上、何か物足りなくなる。ここからはその繰り返しです。

学びのステージ2

さて、ここまでくると10%程度の大変さしかないわけなので、だいぶ余裕ができます。そろそろ違う事を勉強したくなります。新しい言語なのか、マネジメントなのか、まぁなんでもよいです。この「次の学びに移る状況」を『ステージ2』としましょう。今まで勉強してた段階は『ステージ1』です。というわけで、一応学びのステージ2のお話もしておきましょう。

  • ステージ1の学び+ステージ2の学びステップ1:大変さ10% + 70% = 80%
  • ステージ1の学び+ステージ2の学びステップ2:大変さ10% + 40% = 50%
  • ステージ1の学び+ステージ2の学びステップ3:大変さ10% + 30% = 40%
  • ステージ1の学び+ステージ2の学びステップ4:大変さ10% + 15% = 25%
  • ステージ1の学び+ステージ2の学びステップ5:大変さ10% + 10% = 20%
  • ステージ1の学び+ステージ2の学びステップ6:大変さ10% + 10% = 20%
  • ステージ1の学び+ステージ2の学びステップ7:大変さ10% + 10% = 20%

ステージ1の学び+ステージ2の学びステップ1…大変さ、80%

さて、プログラマーとしての学習にも慣れてきたし、そろそろ新しい事を勉強したいと思いだし、何を思ったかブログをはじめて一発当ててやろう(?)と、ブログの勉強を始める事にしたとします。もちろん最初はステージ1同様、何から手をつけたらよいかそれなりに迷いますが、ぶっちゃけ一度は通った道なので、新しい事を学ぶ時の頼るべき場所の見当は付くわけです。そもそも1でキチンと学習を続けていた人には相当の人脈が出来ているので、ステージ2で新しく学ぶ時も助言してくる人は腐るほどいます。なんだかんだ時間はかかりますが、ステージ1の時ほどの大変さはないように感じますね。この時も朝飯の時間に多少ステージ1の勉強もします。もはや癖なので止められません。

ステージ1の学び+ステージ2の学びステップ2…大変さ、50%

さて、ステージ2の学びも早いもんで、もうステップ2です。やはり一度一つの分野を頑張った実績というのは、何を学ぶ上でも生きるんだなと、そういう実感と共に、自分の学習力の早さに「もしかして自分は天才なんじゃないか」という錯覚すら覚えます。そして「あ、自分高卒だったわ」と、天才ではない事にシュンとしてしまうわけですが、直ぐに自分が学んできたことが自分を支えている事に気が付き、立ち直ります。ステージ1で学びの本質はつかんでいるので、こんな無駄口が叩ける程度には余裕をもって学習出来ているわけです。しかし、このステージ2のステップ2では、それなりにトライ&エラーは繰り返すので、やっぱりそれなりに大変です。

ステージ1の学び+ステージ2の学びステップ3…大変さ、40%

今晩のごはんのおかずとかを考えながら学習できます。嘘です、ちゃんと学習に集中しましょう。集中力大事。

ステージ1の学び+ステージ2の学びステップ4…大変さ、25%

「今夜は夜通しゲームナイトだぜっ!」と、めちゃめちゃ久しぶりに徹夜したら翌朝15時間くらい寝てしまって。やっぱり徹夜は体に悪いんだなと、数年ぶりに実感します。「あー、歳食ったから徹夜できなくなったなぁ」とか言ってみますが「自分まだ25歳くらいだったわー」と笑い飛ばします。このフェーズになっていると、徹夜して残業してという思い出は遠い過去の物となります。あ、勉強もしてます。

ステージ1の学び+ステージ2の学びステップ5…大変さ、20%

だるぃわー、暇だわぁー。と言いながら学習できるレベルになっています。え?自分いま勉強してるんですかね?って感じで、HanesのTシャツのレビュー動画を見ながら学習できるレベルに達しています。Hanesいいっすよね。Tシャツ大好きっこなら是非一家に10枚。

ステージ1の学び+ステージ2の学びステップ6…大変さ、20%

そろそろ次の事を学びたいと思いだします。というか挑戦してもいっかなみたいな感じになります。この時点で26歳です。

次はステージ3です。

学びのステージ3

  • ステージ1+ステージ2+ステージ3の学びステップ1:大変さ10% + 10% + 30% = 60%
  • ステージ1+ステージ2+ステージ3の学びステップ2:大変さ10% + 10% + 20% = 40%
  • ステージ1+ステージ2+ステージ3の学びステップ3:大変さ10% + 10% + 10% = 30%
  • ステージ1+ステージ2+ステージ3の学びステップ4:大変さ10% + 10% + 10% = 30%
  • ステージ1+ステージ2+ステージ3の学びステップ5:大変さ10% + 10% + 10% = 30%
  • ステージ1+ステージ2+ステージ3の学びステップ6:大変さ10% + 10% + 10% = 30%
  • ステージ1+ステージ2+ステージ3の学びステップ7:大変さ10% + 10% + 10% = 30%

ステージ1+ステージ2+ステージ3の学びステップ1…大変さ、60%

適当に会社でも作るかーって気分になりました。この時点での学習も、まぁ新しい事に対して学ぶわけだから大変ではありますが、正直ここまで自分の学習を続けてきた人であれば自分の時間も収入も人脈も相当増えているので、もう適当にSNSとかで「起業の勉強しよっかなー」って投稿するだけで、知り合いとか紹介してもらえたり、むしろサポートしますよ!って名乗り出てくれる人が現れます。ただし、この人脈は「自分が学んで来たことのアウトプットの量から決まります。」あと新しい学習に対する金の力を実感してきます。ぶっちゃけお金積めばどんな事でも学べる、もっと良い環境で、もっと良い講師から、もっと早いスピードで教わる事が出来ます。講師も人なので、時給1000円で教えるより、時給10000円積んだ方がやる気だすので、金に物を言わせて学習の大人買いを始めます。この味を占めてしまったら、もう散財です。

ステージ1+ステージ2+ステージ3の学びステップ2…大変さ、40%

散財です。やべぇ、勉強するの楽しい。

ステージ1+ステージ2+ステージ3の学びステップ3…大変さ、30%

散財してます。やべぇ、勉強するの興奮する。

ステージ1+ステージ2+ステージ3の学びステップ4…大変さ、30%

超散財してます。

ステージ1+ステージ2+ステージ3の学びステップ5…大変さ、30%

貯金ゼロに近いです。29歳です。テヘペロ。

ステージ1+ステージ2+ステージ3の学びステップ6…大変さ、30%

この辺から寝ててもお金が入ってくるようになります。もはやステージ3に立てた人間にとって、お金とは自分が存在する事で自動でなる木の実のような存在になります。20代のうち全ての時間とお金を学習のために投資しましたので、その恩恵を受ける時です。

ステージ3の人…大変さ、30%

一年くらいニートしています。旅行なんて年中いつでも行けます。ニートと言っても、既に学びのステージ3のニートなので、息を吸うイメージで自分の次のステージの事も考えていますし、もはや二酸化炭素を吐くレベルの自然体で勉強しています。この時30歳くらいです。大変さも全体の30%くらいの感覚値で済む上に、ステージ3は周りが勝手に自分を必要としてくれるので、お金の心配はありません。

ステージ3の人…大変さ、30%

もはや働くって何?って感覚に陥ります。一週間のうち4日~5日は暇で、そろそろステージ4にいこっかな~という気分になります。クックパッド見ながらピザとか仕事中に焼いてます。

ステージ3の人…大変さ、30%(突然の焦り20%)

おっと緊急事態です。ステージ1(正確にはステージ1で勉強していた自分の得意分野)の需要が低下するらしいです!ずっと学習を続けていたので、直ぐ情報をキャッチアップできました!これではステージ2の人間に逆戻りなってしまうかもしれないので、余裕のあるうちにステージ4の学習を始めておきたいですね。ステージ3に居れば、こういう緊急事態にも即座に対応出来て良いですが、一度学んだ事が必ず一生実務で使える物だとは限りません。時代は変化するので当然の事です。なので、ステージ1の時点で止まっている人は危険な事が多いのですが、まぁ、何度も書きますがステージ1をクリアすれば後は学びの効率はとんとん拍子なので、別にそんな大変じゃないかな。

 

あとはもうこの繰り返しです。長い人生のうちどのステージまで上がれるか、非常に楽しみですね。

とまぁ、無駄にダラダラ書いてみましたが。「学習」とは、僕にとってこういうイメージです。学ぶ人間は自由になり、学ぶ人間は強く、学ぶことは自分をどこまでも伸ばしてくれます。ちなみに、中には常に学習のペースを100に保つことが出来る学びの天才がいるのですが、この人は確実に偉人となるべき存在で、僕のような怠け者とは違うのでちょっとあの人達の思考回路は一般ピーポーな僕には分かりません。たぶん僕のように学ぶことは大変時期があるとすら思っていないんでしょうね。すごい人達です。あと、ステージ1を限界まで極める人もいますね。この類の人も、活かす人が周りに居る事が条件となる場合が多いですが、相当な天才です。

 

そして最後ですが、世の中にはステージ1のステップ1にたどり着いていない人も多く存在します。受験勉強はこのステージの勉強とは別です。やらされ勉強であるウチは、あくまでも自己意思からくる勉強で無い事が多いので、僕の知る『学び』とはかけ離れています。っていうか、受験勉強をしたことが無い僕がこの類の『勉強』の話をするべきじゃないでしょうから、現時点では「違う物であることが多いと思う」という話だけに留めて頂ければと思います。

まとめに入りますが、大事なのは『めっちゃ大変(100%)なのは一生のうち、最初の数か月だけ』という事で、学んでいる人の大半が常に大変というわけでは無い。そして、一度学びの体系を完成させたなら、次のステージでは同じ大変さをしなくてよい。そして上記からわかるよう、学びとは自分を何物にでもしてくれる素晴らしく可能性に満ち溢れた遊びです。自由になるための唯一の手段です。

学びのスタンスや方針、考え方は人それぞれなれど、僕のように大変なのが嫌いで、ストレス耐性が無い人間だからこそ、学びが与えてくれる恩恵にあやかるしかないのです。

ただ、メディアに取り上げられる人の中には学びの状態を常に100に出来る系の人たちが多く取り上げられるので、学び=大変という印象が広まってもまぁ仕方ない話だとは思います。

 

さて、いかがでしたでしょうか。冒頭にも書いたよう、近年海外志向が強い人がとにかく増えていますが、まだまだその中にはやりたい事が見つからなかったから、今後に不安があるから、もっと自由になりたいからという人が多く見受けられます。海外は学習という点では、日本での経歴や学歴なんて(一部の外資系のスーパーエリートを除いて)殆どゴミ同然の立ち位置からのスタートになるので『学習』の本質を見返す良い機会となり、キチンとした学びのサイクルへ軌道修正出来る人は多いのですが、それでもアウトプットを忘れたり、生涯学習に未だ嫌悪感を抱く人が少なからずいるのも事実です。

こういう時、僕が高卒である話は非常に便利なブランドなんですが、学びの姿勢に学歴は関係ありません。活かせる環境にいるかいないかの違いだけです。こんな事を言えば学歴が良くないと良い環境(企業)へ入れないじゃないかとツッコム人も多いですが、そもそも学歴で判断する企業というのは、優秀な人材のフィルタリングの方法をそれしか知らないから仕方なく学歴で判断しているだけに過ぎません。きちんと学んだ人には、きちんと学んだ人を判断する企業がきちんと見てくれますし、自分から「僕っち、こんな事できるんだじぇ?」と豪語しながら足を運べばよいだけです。

学びを辞める言い訳に学歴を持ち出すのはお門違いとなるでしょう。普通に、そして理論的に考えても、学びを辞めなかった高卒と、学びを辞めた大卒であれば、高卒の方が偉く、給与も高くて当然なのです。もちろん、学びを辞めない優秀な環境で学んだ大学生には敵わない事が多いですが、それは仕方がない。学びの環境は大事なので、遅咲きなんだと割り切りましょう。

あとは、何を学べばよいか分からないという人の話はステージをクリアし続けたゲーマーな僕にはよく分かりません。新しい会社で営業部に配属されたのであれば統計と心理学を学べばよい。プログラマーになりたいのであれば適当に本を手に取るところからでも良いし、ネットからでも良い。人格に問題ありとされるのであれば人間学から学べばよい。宇宙飛行士になりたいのであればそのための勉強をすればよい。別に学べる事は一つじゃないんだから、今学べる事を一生懸命学べばよいだけじゃないんですかね?

ゲームでも、魔法でしか倒せない敵がいるのなら魔法を学ぶし、格闘でしか学べない敵がいるなら格闘を学べばよいですよね。唯一ゲームと違うのは、ゲームはレベルが100くらいまでしかないですが、人間はたぶん99999レベルくらいまで上げられるので、ステータスが上げ放題というチート状態な事くらいでしょうか?職業も選び放題で正にヌルゲーですね。

というわけで皆さま、良き学習ライフを~。

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