海外から仕事を得たり、海外のクリエイターに依頼したりするための様々なアウトソーシングサイト/そして僕らの未来

考察

『これからはグローバルな人間が勝つ』みたいなことを雑誌とか記事とかで見ることも多いですね。僕は一応海外?に居るのに正直そのグローバルって良く理解していませんが、その辺はおっきい大学や企業を出てる人だとまた意識が変わってくるのかもしれませんね。

確かに、カナダからも日本からも仕事が得られる環境は他所から見れば良さ気な環境に見えるかもしれません、しかし両方に適応するために今日までもーホント散々な目に合って、ぶっちゃけ日本でWEB屋やってた方が良かったと思う事だって多いし、その辺って人それぞれじゃないかなぁと思うわけです。

まぁ、そもそもグローバルな人間ってのが一体何を指すのか良く分からないのも正直な所ですが、仮に『世界中から案件を受けて、成果を作ること』がグローバルな人間になるって事の一つなのであれば、日本いながらでも海外で多く使われているアウトソーシングサイトの数々とかは使えるんじゃないでしょうかって思ったわけです。

英語圏になるとこういったアウトソーシングを利用した人材の獲得はやっぱ日本に比べれば盛んかなと思います。もちろん、日本でも大きい会社とかは諸外国に制作環境を作って人件費削減を考えたり、はたまた時差を利用してノンストップ開発を行う会社とか良く聞いたりしますが、今やフリーランスでも、『あ、ぶっちゃけこの案件、ベースだけ作ってどっかに外注してもええなぁー』なんてノリで、諸外国へ仕事依頼するのだって全然珍しくはありません。純粋に国外からの案件を期待して使うも良し、僕の友達は『超低価格で作るから、英語微妙でもいい?』って感じで仕事を得てた人もいました。そういった使い方が良いのか悪いのかはさておき。

 

アウトソーシングサイト見るのって実はおもしろいかも

しかし、こういうアウトソーシングサイト。ただ仕事を依頼したり、受注したりするだけでなく、海外ではどんなクリエイターがアウトソーシングを受けているのかって視点で見るとまた色々な発見があるサイトだと思うわけですよね。
比べるのが目的ってわけじゃないですが、北米から、アジアから、ヨーロッパから、アフリカから、中には日本からだってこういったサイトを使って仕事をゲットしようとする個人の名がずらーーーと並んでいるわけですよ。そしてその平均賃金とか制作時間とか実績とか、クライアントレビューを見る(あまり役に立たない物が多い…)ことだって出来るわけだから。まぁ正直、一人のフリーランスとしては興味はものすごいあるモンなんでございますよ。

というわけで今日は、海外から仕事を依頼したり、依頼されたりすることを目的としたアウトソーシングサイトを僕が知るかぎり全部ご紹介させて頂いておきます。
僕が関わった事がある案件の中ではoDeskとElanceはプロジェクトの中で使ってました。見てるだけで時間潰せます。面白いくらい国によってRate(基本的に時給)が全然違うし。クオリティも全然違う。テンプレ使ってデザインしかしませんって人もいれば、ロゴデザインしかしてない人も居る。色んなフリーのビジネスの仕方あるなぁと思わせてもらえて面白いですよー。あ、もちろん実際にご利用する時はよく考えて自己責任でよろしくお願いします〜。今回はこういうのがあるって知るだけにして、いつか使うかもって感じの方がいいかもしれませんね。アウトソーシング系を利用した痛い例とかも、いつかどっかで共有できればと思います。

ではでは、早速行ってみましょう!基本、仕事を依頼するか、仕事を受ける人を探すのが目的のサイトばかりだと思うので、特に説明書きなしでいきます!

Freelancer.com – Hire Freelancers & Find Freelance Jobs Online

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The world’s largest online workplace, oDesk is where savvy businesses and professional contractors go to work! – oDesk

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Hire freelancers and find freelance jobs instantly | Elance

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Coroflot — Design Jobs & Portfolios

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vWorker.com: How work gets done. Guaranteed.

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Guru.com – Find Freelancers for Hire. Get Your Project Done.

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Krop – Design Jobs: Creative & Tech

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以上、最後のはちょっと違うけど僕が知るアウトソーシング系サイトの色々でした!

 

ついでに雑記

ここから先は僕の所へ海外でWEB屋したいから相談してきてくれた人や、一緒に今頑張ってくれている日系の人たちと是非共有したい内容になります。まずはこちらの記事をご覧ください。

僕は文才があるわけでは無いので、上の日系ビジネス様の記事程うまく人に伝えることは出来ないのですが、以前日本に帰国させて頂いた際にほぼ同じような事をお話させて頂いてきました。
先日ちょっと呟いてしまったこともそうですが、ウェブデザインが好きだからウェブデザイナーとか、技術が分かるからプログラマーとか、そういうお話ではなく、『なぜ自分が必要とされるべきなのか』を常に考えないと行けない時代なんだと思っています。海外でどういう人が成功するかと聞かれた時も、今後必要とされるWEB制作者像ってどんなん?って聞かれた時も『自分が必要とされる理由が明確な人じゃないっすかね?』と答えさせて頂いてきました。

 

例えばどういう人か

で、たとえ話として下は昔僕が書いた記事です。

んじゃ、どういう人なのか具体例を出すなら、例えば僕の知り合いに元は美容師から転職して、WEB制作を学んだ人がいますが、彼は将来的に美容関係のサイトに特化したWEBデザイン/プランナーになり自分のブランドを作るという話をしていました。
これは、やり方次第では必要とされる可能性は多いにあると思っていて、そういったただ作れるWEBデザイナーではなく、何か一つでも二つでもいいから、自分にしか出来ない(少なくとも、自分の周りには居ない)自分なりのブランドを、今後は各個人が作り上げて行かなければ成らないと僕は思うわけです。それがスキルなのか、何なのかはそれぞれが見つけて行く努力が必要な事なのかなと思います!

今回ご紹介させて頂いたアウトソーシングのサイト達でもいいんじゃないでしょうか?アナタの代わりを努められる人は世界に何人くらいいますかね?誰もアナタの代わりを努められないのであればその理由はなんですか?
それが答えられた時が本当のプロなんだと僕も思います。誰でも出来る事は、人件費の安い諸外国に取られる未来が待ってる可能性が高いのであれば、動くなら今しか無いと僕はやっぱり思います。僕もまだまだ自分にしか出来ないことをずっと磨き続けている最中です、そういう意味では僕自身もまだまだ『作れる』というだけで、『プロ』とは程遠いのかもしれません。

ついでにこれまた以前投稿させて頂いた記事になります。また似たようなお話かと思いますので、お暇な時にでもご覧頂けるとうれしいです〜。

 

ついでに、僕が今後やりたいことの一つに、超ダメダメな状況から海外でWEB屋をしてきたキャリアの元、どう自分のパーソナルブランドを作り上げていくかをサポートすることが出来るWEB屋になりたいと思っています。それを一緒に見つけていくのが、最近の僕の制作業に続く生きがいになってきていますし、このブログをやっている目的でもあります。そして何時か僕自身の全ての経験を使ってバンクーバーに『必要とされる日系WEB屋が育つ制作会社』を作ることが僕のほそぼそとした夢です。そのためには、探せばすぐ見つかるレベルのスキルや技術を持っているってだけじゃダメだとも思っています。コミュ力かもしれない、人脈かもしれない、昔の経験かもしれない、何かしらの理由を付けて自分のブランドを作っていくしかないというのが、僕のような高卒ダメ夫を海外WEB屋にした心得になっていると思ったりするようなしないような。

まー、なんて言いつつまだまだ留学の細々した相談身内レベル向けレッスンしてる程度の小さい規模で、それよりも何より自分自身頑張らないとなーと思わさられる毎日で、なかなか実現には程遠いですが、それでもほそぼそと頑張って行ければとおもいます〜。

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