「WEBデザイナー」ってなんぞや?至極当然かもしれないけど何万回と伝えてきた絶対の5ヶ条

考察

WEBを作れる人と、WEBデザイナーって何が違うんですかね?WEBサイトを作れる人がWEBデザイナーなのであれば、今やぶっちゃけ誰でもWEBデザイナーになれちゃうことになりますよね。

僕の妹も以前プロフィールサイト(?)的なウェブページらしき物を作っていたのですが(お、お兄ちゃんはそんなもの作るだなんて聞いてないんだからね!!)、そんなやんちゃな妹がWEBデザイナーかと言えばやっぱ違うわけですよね。

じゃぁ、何がいったいWEBデザイナーなのか、PhotoshopやらDreamweaverやらといった類のツールを使えればWEBデザイナーなのか、お金もらえばWEBデザイナーなのか、かっこいいサイトを作ることができればWEBデザイナーなのか。

この記事自体、僕の考えが全て正しいと言うつもりは毛頭無い駄文記事ですが、少なくとも僕がディレクターとしてデザイナーに何を求めているのかという視点で今日は記事にさせていただこうと思います。(あとちょっと個人的な来年の抱負も含む。)

見てくれる皆さんには、こういう考えの人もいるんだなーなノリでどうぞ!

 

1.WEBデザイナーは創作者であると同時にプレゼンターである事を忘れて欲しくない

Every web designer is supposed to be a great crafter and presenter both at the same time.

WEBデザイナーはかっこいいサイトを作る人ではありません。配色一つとっても、なぜその色なのか、その色は見てくれる人にどんな印象を与えるのか。細かいボタン一つにしても、なぜこんな形のボタンなのか、そのボタンはなぜユーザーにクリック出来ると伝えられるのか。突き詰めればそのデザインはどうやってユーザーとコミュニケーションするのか。

サイトを見る一般ユーザーは、全員がデザイナーでは無いので、デザイナーの言うカッコ良さやイメージが、なぜ一般ユーザーに伝わるのかを自身が理解し、説明し、何より口にして欲しいと思っています。世の中の人全てに同じ見方を求めることは不可能ですが、WEBデザイナーである以上、理由と根拠が時に必要であることも意識して欲しいと思っています。

そして、人に自分/自分達の意思を伝える必要がある以上、その人はプレゼンターです。人に言葉で伝えることも仕事の内と思って欲しいなぁと僕は常に考えています。

 

2.WEBデザイナーはツールが使えるのと同時に作業効率のことも忘れて欲しくない

Every web designers is supposed to be able to use his/her time wisely, as well as being able to use tools and gears.

昔、プロフェッショナルの流儀という番組を見ていた時、名前も知らないゲストの方が言っていたことが発端で意識するようになったのですが、番組に出ていたゲストの名前がどうしても思い出せません、インテリアデザイナーか何かだったと思うんだけどなぁ。

ここで言いたいことは一つ、ドの付く素人さんでも、いくらでも“時間”かけていいのであればれば、良いものは出来ます。プロは“時間”を意識し、素人には不可能な“時間”で物を作り出すことができるという、ある意味当たり前の価値をつける必要があると僕は思っています。

デザイナーさんによって必要な時間が違いすぎることがあります。「考える時間が必要だからです」ということを言われちゃいますが、それは未来永劫変わることのない不動の事実です。誰だって何にだって、もちろん考える時間は必要だと思います。

必要なのは限られた時間をどう使うか、”考える時間”さえも見方を変えれば短縮することが出来ると僕は思っています。情報収集/作業効率というメンドクサイことをいかに考える努力をするか、僕が以前書いた記事にちょっとだけ僕の考えを書かせて頂きましたので、何かの参考になれば嬉しいです。

余談ですが、随分前にとあるデザイナーの行動に感動したことがありました、「今ある作業を倍の速度でこなせるようになってみせるので、家族との時間をもっと増やしたい。」そのデザイナーは倍にはなりませんでしたが、8時間の勤務時間のうち、5時間で作業をこなす実績を証明し、更に6時間の勤務を申し出ることによって、会社にとっても1日1時間の価値を生み出すと同時に、2時間の家族との時間を勝ち取ることに成功しました。これはその時間を短縮する側、そして評価する側の両方に”時間”に関する共通する価値観があったからこそ生まれた交渉だったと思います。僕自身、まだまだ時間に対する考えが甘いんだなと思い知らされた話でした。

 

3.WEBデザイナーは作ってるウェブサイトが誰に見られるのかを忘れて欲しくない

Every web designer must not forget who will see his/her website.

当たり前なので長くは書きませんが、たまに忘れている人がいると思います。エンドユーザーはWEBデザイナーではありません。芸術家でもありません。

ターゲットの存在を意識せず、人に必要とされるものを作る仕事、つまり『デザイン』をすることは不可能だと思っています。自分が作った物に世の中の反応を見るのは芸術家。人が必要とする物を自ら創り上げるのはクリエイターって、僕は考えてますかね。

こういう至極当たり前の事を何度も伝える大切さは昔の上司に当たる人から学びました。自分が当たり前と思っていることが、世間一般の当たり前では無い、下手すれば程遠いので、出来る限りこういった当たり前も口にする努力を今後も惜しまずやっていければなと思います。

 

4.WEBデザイナーが作るサイトを背負うのはクライアントであることも忘れて欲しくない

Every web designer must not forget that the very last one to be responsible for the website is his/her client.

上記同様、当たり前なので長く書きませんが、デザイナーのデザインするサイト上に、デザイナーの名前が出るわけではありません(時と場合によるですがー)。あくまでそのサイトを背負ってその後歩いて行くのは基本クライアントです。

クライアントの意思や意向が、自分のデザインする物にそぐわないとしても、それがなぜそぐわないのか、どうすればよりクライントのゴールに近づくことができるのかを説明をする必要があり、尚且つその意思を尊重する必要があることを忘れて欲しくないと思っています。

 

5.WEBデザイナーはとても重要なポジションにいることを忘れて欲しくない

Every web designer is in very important position in his/her team at any time.

「そんなぁー、わたしゃただのWEBデザイナーでっせ?うっへっへ。そんな重要なポジションじゃないでやんすよー♪」みたいなことを言うデザイナーさんに出会ったことはありませんが、たまに仲間内のお話で耳にします。

ただ「WEBを作れる人」ならそうかもしれません、しかし、「WEBデザイナー」は違うと思います。

当たり前ですが、WEBデザイナーの作るデザインはクライアントの顔となり、WEBデザイナーの作るデザインは世の中の多くの人が目にすることになります。もちろん他のポジションの人にも、それ相応の責任と役割があるわけですが、デザイナーである人の役割もまた、同じか場合によってはそれ以上に重要であることを忘れてはなりません。

重要じゃないWEBデザイナーというポジションは、僕は無いと思っています。そして僕はWEBデザインを生業にする人達を心から尊敬していますし、大好きです。

 

 

正直、上に書かせてもらったのは僕含め、WEBデザイナー以外のポジションの人にも言えることもあるかと思います。

ただ、僕自身が今年一年最も多くの関わりを持ったポジションの人は間違いなく「WEBデザイナー」と呼ばれる人達でした。そして一番多く衝突したのもWEBデザイナーでしたし、一番多くなりたい自分を語ってくれたのも恐らくWEBデザイナーでした。一緒に一番多く笑いあったのも、もしかしたらWEBデザイナーかもしれません。

何度も大人気ない口論もしてしまいましたし、僕自身まだまだ経験も知識も足りてはいないと思いますが、自分の考えを口にして生まれる障害は乗り越えることができますが、自分の考えを口にせず生まれる障害は乗り越えようがありません。なので、今後も僕自身まだまだ未熟者ですが、それでも自分の考えは自分の口で伝える努力を惜しまない事を、今年に続き来年の抱負の一つにしたいなと思っています!

今日はそんな僕との関わりを持ってくれたWEBデザイナーな人たちへも向けて、僕の考えを書き出してみたかったのと同時に、僕が絶対にぶれちゃだめだと思うこの5ヶ条を公言しておくことで、自分自身への戒めにもしたいと思っています。

 

自分への戒めってことなら絶対もっと一杯あるんですが、5って数字が好きなもんで。一杯書いてもしょうがないし5つにさせてもらいましたー。

また来年も沢山お世話になりますし、沢山衝突も言い争いもぶつかるのも覚悟で、仲良く元気に、何より楽しく“WEBデザイナー”な人たちと今後もお仕事出来れば、僕自身嬉しい限りっすね。

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